シーズンになると、雛人形のお値段についての問い合わせが増えてきます。ご質問は大きく二つに分かれます、一つは「いくらぐらいの雛人形がよく売れていますか」で、もう一つは、「一番安い雛人形はいくらですか」です。ご参考までに大体の目安を書きました、但し、これは東京での相場です、地方の場合は大型の雛人形が売れるためもう少し高い地域もあります。 当店では、雛人形セットの平均単価は16万円ほどです、但し、40万円以上の高額品も含めてですので、売れ筋は12〜15万円くらいでしょうか。一方、お安いほうでは、3〜4万円のものが、数点ございます。
衣裳着人形の中で、当店の人気ナンバーワンは、市川豊玉作の江戸雛です。この人形に指先を触れた瞬間、どなたも「うわー」とおっしゃいます、それは最上級の正絹織物を、柔らかく、まさに着ているがごとくに着せつけているからです、触ると、ふわふわ、すべすべ、なのです。 そのためには、衣裳を一枚一枚丁寧に縫い上げて着せつける必要があり、手間がとってもかかります、ですからそう沢山はできません。百貨店では、伊勢丹系、西武百貨店系のみの販売です、浅草橋地区では当店のみが販売をしております。 ぜひ一度この雛人形に触れてください、どなたも「うあーすごい」と、おっしゃいます。価格の目安は、雛人形のみで13〜20万円位(税込、割引後の価格) 雛人形平飾りセットで16〜25万円位です。
衣裳着人形に対し、木目込み(きめこみ)人形といわれる雛人形があります。型に彫られた溝に布地をきめこんでいくことからこう呼ばれます。小型で落ち着いた感じがいいと、特に、都会地ではよく売れています。特徴はお顔です、衣裳着の目玉の入っている入目に対して、細い毛筆で眼を書き入れることから、書目(かきめ)という技法のやわらかなお顔が持ち味です、木目込み人形は、作者ごとにお顔の雰囲気も、布地のセンスも違います、そこが又、木目込み人形の面白さです。 木目込み人形は、経済産業大臣認定の伝統的工芸品に指定されています、特に指定通りの材料を使用したものには、伝統的工芸品のラベルが交付されます、(化繊、プラスチックなどは使用しないことが条件です) 木目込み人形の親王飾りの中級品以上は、大体このラベルが付いています。 当店が直接取引きしている木目込み人形作家は、金林真多呂、柿沼東光、松崎幸一光、木村一秀、大里彩、です。
昔からの伝統的な雛人形の飾り方が、金屏風と緋もうせんを使った飾り方です。これがまた近年復活してきました。どんな雛人形にも合いやすいこと、収納がコンパクトなこと、安価なことが理由と思われます。
雛人形用の緋もうせんは、七段用(五段兼用)、三段用、親王飾り用があります、材質としてはフェルトとアクリル(化繊)を当店では扱っております。単品のみの販売もしておりますので、御来店か、または[雛人形用道具単品販売のページ]からご注文ください。
また金屏風は、アコーディオン式の六曲型とコの字の三曲型があります、六曲型は構造上5〜10センチ程度の奥行が必要です、サイドボードの上などに飾りたいが奥行がギリギリという場合は、奥行きのほとんど取らない三曲型がおすすめです。
親王さま2人だけの雛人形の飾り方です。当店では平均して間口84cm、奥行45cm程度の飾り台付のものが一番売れています。これより小さい間口50cmのコンパクトサイズのもの、間口105cmの大きくて見栄えのするものなど、大きさはいろいろです。
価格は小さくても高いもの、大きくても安いものなど各種あります。布地、仕立て方、作家物かどうかで、価格が違ってきます。 飾り台をやめて、かわりに緋もうせん飾りにするということも出来ます。飾るスペースが多少自由になるからです。台、屏風、桜橘、ぼんぼり、三方等の付属品はお好みで組替え出来ます。ご予算にも対応いたします。
親王飾りではさびしい、三人官女をつけたい、という理由で近年人気の雛人形です。間口75cmの小さなものから、120cmの大きなものまでいろいろあります。 木製塗りの三段ものと、緋もうせんに金屏風付の三段があります。前者の利点は高級感があることですが、価格が高い、重い、かさばるという欠点もあります。後者はどんな雛人形にも合いやすい、ホコリが目立たない、価格が安いという長所があります。 さらに最近、桐製のものが人気が出てきました。価格は多少高めですが、軽い、きず・ホコリが目立たない、雰囲気があるなどの利点があります。
雛人形七段飾り雛人形は、収納場所さえあればやはり七段飾りです。飾る期間は2〜3週間、しかも二畳もあれば十分です。飾るのが面倒くさいという方もいますが、逆に毎年飾るのが楽しくて待ち遠しいという方もいるのです。 お子さまが大きくなったら、しまうのを手伝わせて下さい。「おひなさまをしまうのが遅れると、お嫁さんに行くのが遅くなる」とは、結局のところ、しつけからきているのです。飾るのも、しまうのも、情操教育の一つということです。 |
雛人形15人飾り
「雛人形はどうしても15人揃が欲しい、だけど場所がねえ」という方へのおすすめは、木目込み人形の15人揃です、三段や五段飾りが多く、間口が60pから70p程度とコンパクトです。 |
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「小さくてもいいお雛様が欲しい」というお客様が最近増えています、となれば、作家物といわれる雛人形はいかがでしょうか。布地や人形の仕立方にこだわりとセンスを持つ作家達は雛人形作りに妥協しません、価格もそう安くはありませんが、かといってバカ高くもありませんよ。 以下は当店が直接取引しているこだわりの雛人形作家達です。 田中光義(京雛)、安藤桂甫(京雛)、市川豊玉、小出松寿、清水久遊、柴田家千代、京洛紫雲、倉片吉藤、清水三喜。
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雛人形についている作札には大抵○○作と書いてありますが、これには大きく分けて2種類あります。ひとつは○○という人形師が、ひとり又は弟子とで作った場合に付けます。この場合、個性の強い雛人形が多いようです。価格も安くはありません。作家物、逸品物といっています。 もうひとつは○○印というブランド名です。AB人形店のAB印という感覚です。下請けの雛人形工房で作りますので価格もほどほどです。かといって最近の雛人形は手を抜いて作っていませんので、その点はご安心を。
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