| イ. | 飾る場所をまず決めましょう。七段飾りを意気込んで買ったものの、飾る場所がなくて、仕方なくお父さんは押入れに足を突っ込んで寝ていた、という笑い話が昔はよくありました。 |
| ロ. | 人形を大体決めましょう。衣裳着人形か、木目込み人形か、親王飾りか、三段飾りか、人形は、二人か、五人か、十五人か、などですが、親王二人だけでは、寂しい、華やかさがない、七段十五人飾りは、場所も取るし、飾るのもしまうのも大変、という理由で、最近の流行は、三人官女をつけた五人飾りです。 |
| ハ. | 予算を決めましょう。実家からいくら援助していただけるかで、大体の予算が決まります。実家の両親が20万円の人形をすすめるのに、若夫婦は「10万円のでいいわ、残りの10万円は現金で私達に下さい」なんて、店頭で言い争いしている例もときたまあります。人形屋さんはこれを聞くと悲しくなるのです。 |
| ニ. | 相談がまとまったら何軒かお店を見て廻りましよう。そして、上の3つに見合った人形のみを徹底して見ることが最大のコツです、そうすることで人形を見る目が養われます。あれもこれもと見すぎてしまうと、訳がわからなくなってしまいます。 もし迷ったら、一番最初に気に入った人形にしましょう、二転三転する方もいらっしゃいますが結局最初のに落ち着く例が多いようです。 |
当店が通信販売にこだわらない理由の一つは、パソコンの画面上やカタログ゙では雛人形の色や感じが充分に表現しきれないからです。
雛人形の衣裳が、オレンジぽい赤色と思って注文したのに、届いたのはイメージと違う赤色だった、というのは仕方のないことですが、同時に「納得いかないわー」となってしまいがちです。
電気製品やTシャツ程度なら通販で買ってもさほど問題はないでしょう、しかし見ることを楽しむ雛人形は、店頭でよく見て納得してお買い上げ頂きたいのです。そんな理由で通信販売はいたしておりません。
ですから極力ご来店下さい、当店は秋葉原の隣、浅草橋駅東口下車左へ四軒目です、急な雨降りで傘がなくても26秒濡れるだけです、そして販売員と充分にご相談下さい。対面してのご相談販売こそ、お気に入りのお雛様を見つけていただくための最大のサービスと自負しております。
ただし、人形以外の各種お道具(屏風、ぼんぼり、桜橘など)や人形の持ち物(刀や扇など)は店頭販売はもちろん通信販売も行なっています、【雛人形用道具単品売りのページ】へどうぞ。
かなりの割合のお客様から「このお雛様は正絹ですか」というご質問があります。
実は正絹といってもピンキリです、極上品の素晴らしいものもあれば、プロ(金襴屋さんといいます)が見てもはっきりしない安価なものもあります。デパートもそうですが当店でも3分の2は化繊物です、「どうしても正絹物を」という方は、見て、触れて、明かに違いのわかるものをお求め下さい、少々値は張りますが。
はっきりと違いがわからないような正絹物より、いい化繊物のほうが、色合いが゛素敵なものも多数あります。
お雛様の後ろに置く屏風次第で、雛人形は良くも悪くも見えます、特に最近は絵入りで色付のものが多く、人形との組み合わせ次第で売れ行きが随分と違うほど重要です。 そこでおすすめは金屏風です、結婚式の新郎新婦の後ろにあるお馴染みの屏風ですが、この金屏風は和装にも洋装にも合うのです、だからこそ大昔から今日まで、結婚式に金屏風は付き物なのです、雛人形も同様です、金屏風はどんな色柄の人形であろうと違和感がありません。 「雛人形は気に入ったが屏風がいまいちね」という方は、金屏風への変更をおすすめします。 昔からの六曲屏風と奥行のとらない三曲のコの字型のものがあります。
気に入った雛人形のフルセットを買いたいが予算をオーバーする、という場合、親王様だけをとりあえず購入するという方法もあります。
お道具や三人官女は、欲しくなったら来年でも再来年でも買えばいいのです。但し、雛人形にも流行はあります、1〜2年ではわかりませんが10年では随分と違ってきます、特に三人官女は2〜3年内でのご購入をおすすめします。
その場合、お雛様現物かお買い上げの伝票をご持参下さい、大きさ、ランク等でお奨めの商品が違ってきます。
雛人形やお道具類の下に置く大きな台です、あれば豪華ですが、台なしの毛せん飾りでもいいですし、台は他のものでも代用できます。例えばベニヤ板をホームセンターなどで適当な大きさに切ってもらい、上に毛せんをかけるだけで立派な台になります、足の部分は本、収納ボックス、ダンボールなどで代用します。こうすれば安上がりに、しかも収納にも困りません、毛せんは単品売りしています。 但し、最近の平飾り台は、同じ材質と色の屏風とのセット販売が多く、台無しの要望は難しいものがあります、(茶色系の台、屏風にその傾向があります) 黒塗りのものはほとんど台無しで屏風のみの販売が可能です。
雛人形は全体の雰囲気を見ましょう、そのために1〜2mは離れてみることをお奨めします、そうすれば全体のバランス、色などがよくわかります、あまりに近すぎるとアラばかりが気になり、セットとしての評価に迷いが生じます。 お買上のお客様から、布地の糸が1〜2本ほつれているとか、たまに左右の眉の高さが1ミリ違う、というお叱りがあります、眉は人間が毛筆で書き、ほつれやすい人形用の織物を切って、折って、縫って、人形の衣裳に仕立てるので、多少のことは仕方ないのですが、目を皿のように近づけて見てしまっているからです。これ、実は人形屋さんの一番困るクレームのひとつです、人形はすべて手作り品のため、どんな高価な人形でも完全無欠なものはない、といってもいい位です、もちろん1〜2m離れて欠点がわかるのは論外ですが。
ガラスケースの中に最初からセットしてある商品です。箱から取り出すだけですぐに飾れて便利ですし、ホコリをかぶらない、赤ちゃんにイタズラされない、などの利点があります。ただし収納となると、空間もしまうことにもなるため意外とかさばります。
それに対し、出し飾りセットは組み立て式で、又個々の箱に分かれているので収納が比較的ラクです。
年が明けると雛人形商戦に本格的に突入します、短期決戦なので、これはどうか、という宣伝文句で訴えるお店も出てきます。 まず価格です、雛人形は家電品などと違い価格のわかりにくい商品です、それをいいことに、二重価格などで大幅割引を過度に強調するのです。 また、製造直売をうたい文句にするお店もあります、雛人形セットは分業で作ります、全てを一社で製造することは絶対にありません、一部しか製造していないのに、製造直売だから安い、という店も要注意です。
雛人形の価格が妥当かどうかの判断は難しいものがあります。 浅草橋は古くからの人形の街です、10数店の人形屋さんがしのぎを削っています。ありとあらゆる人形が揃い、高い価格では他店にお客様を取られてしまいますから価格競争も激烈です、だから多くのお客様が関東一円から、中には、福島、新潟、静岡、山梨から、雛人形を買うためにいらっしゃるのです。 当店でも、店頭表示価格から20〜35%お値引きいたします(商品によって違います) お気軽に「これはいくらになりますか」と声をかけてください。安くはない買い物です、遠慮は無用です。セットの組替えにも対応いたします。